原発立地の地震揺れ小さく評価 トルコの計画で日本原電

元々、日本原電が原発立地調査を行うこと自体、利益相反。ヤクザを警察官にするようなものだ、と批判されていた。
原発の建設費用は高騰し、アレバ社は経営危機に陥っている。
発電量ゼロの日本原電は、なぜ黒字化しているのか?
中国新聞
原発立地の地震揺れ小さく評価 トルコの計画で日本原電
2017/1/8
 日仏合弁会社がトルコ北部で建設を目指しているシノップ原発を巡り、原発を襲う地震の揺れ想定は最大加速度400ガル程度と、日本側が小さめに評価していたことが7日、原発立地の調査関係者への取材で分かった。
 日本の原発よりも小さく見積もられ、国内なら原発規制基準を満たさない可能性が高い。専門家は、予定地周辺の地質や地形を考えると「日本の基準に照らせば、少なくとも500ガル程度は必要だ」としている。耐震化工事などで建設コストが高くなるため、小さくしたのではないかとの見方もある。
 トルコも日本と同様、有数の地震国。(中略)
 評価は経済産業省資源エネルギー庁の委託事業で、日本企業がからむトルコやベトナム原発立地での調査の一環。事業費は約24億円で、日本原子力発電(東京)が請け負った。(中略)
 シノップ原発は、三菱重工業とフランスの原子力大手アレバ社との合弁会社が加圧水型原発(出力110万キロワット級)を4基建設する計画。
【転載終了】

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【ヒューライツ大阪(財団法人アジア・太平洋人権情報センター)】
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毎日新聞
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【NHK】
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http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3851/1.html