再処理工場:雨水流入トラブル10カ所発生 青森・六ケ所

要するに、青森・六ヶ所村の再処理工場で、雨漏りが10件ってこと?
毎日新聞
再処理工場:雨水流入トラブル10カ所発生 青森・六ケ所
2016年12月26日
 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で今年8月、建屋内に雨水が流入するトラブルが10カ所発生していたことが26日分かった。流入量は最大約30トン。いずれも被害はなかったが、電源設備などの重要機器が内部に設置されていた建物もあったという。
 原燃は26日、出入管理建屋(流入量約30トン)▽一般共同溝(同約2トン)▽前処理建屋(同約1リットル)−−などの8建屋に雨水が流入する可能性があり、このうち6建屋では内部に重要機器があるとの報告書を原子力規制委員会に提出した。
 実際に雨水が浸入したのは10件。前処理建屋内部には電源や蒸気を供給する制御盤やボイラーなどの重要機器があったが、流入量が少なく影響はなかったという。原燃は「仮に流入があっても安全上の影響はない」と説明している。
 雨水は、配管や電源ケーブル容器などの貫通部を通じて流入したとみられる。今年8月の台風時に仮設ポンプを設置したが、くみ上げ容量が小さく流入を防げなかったという。
 北陸電力志賀原発(石川県)で9月、原子炉建屋に6.6トンの雨水が流入するトラブルが起きたことを受け、原燃など各社が同様のトラブルがないか調べていた。【酒造唯】
【転載終了】
30トンもの雨水が入るようなお粗末な工場で、再処理をやろうというのか?

と思えば、こんなニュース。
毎日新聞
福島原発:凍土壁の段階的な全面凍結容認 汚染水対策
2016年12月26日
原子力規制委員会の検討会が方針を示す
 原子力規制委員会の検討会は26日、福島第1原発の汚染水対策として、東京電力が建設した「凍土遮水壁」(全長約1.5キロ)について、段階的に全面凍結することを認める方針を示した。規制委は、全面凍結すれば敷地の内側と外側で水位差が生じ、内側の汚染水が外側に漏れる恐れがあるとして全面凍結に慎重だったが、凍土遮水壁自体の遮水効果は少なく、全面凍結しても安全上の懸念は少ないと判断した。
【引用ここまで】
何を言っているか、理解できるだろうか?
凍土遮水壁には効果がないから、やっても構わないよ、ということ。汚染水のコントロールなんか、できていやしない、ということだ。