川内原発:2号機が臨界に 3月24日営業運転へ

多くの研究で、原発の近隣地域では、がん・白血病が増加することが、明らかにされている。
さらに川内原発には、火山のリスクがある。火山学会は、火山噴火の予知は不可能としているが、九州電力は、予知は可能で、使用済み燃料の運び出しも、間に合うとしている。
しかし、どこが、どのくらいの期間、使用済み燃料をうけいれるか、具体的な説明はない。六ヶ所再処理工場は稼働しておらず、中間貯蔵施設は、ほぼ満杯。日本各地の燃料プールも、数年分の余地しかない。
毎日新聞
川内原発:2号機が臨界に 3月24日営業運転へ
2017年02月24日
 九州電力は24日、川内(せんだい)原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)が原子炉内で核分裂反応が安定する「臨界」に達したと発表した。27日に発電を再開して、3月24日に営業運転へ移行する見通し。
 九電によると、今月23日午後9時半に原子炉内の核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、運転を再開した。24日午前10時に臨界に達した。【尾垣和幸】
【転載終了】
規制委の安全審査では、大事故が起きる可能性が、排除できず、基準は不充分とし、福井地裁樋口裁判長は大飯・高浜原発の運転差し止めの仮処分を決定した。
高浜原発の運転差し止め仮処分を覆した、福井地裁林潤裁判長の異議審でさえ、安全審査に合格した原発でも、大事故が起きる可能性を認めている。
毎日新聞
大飯原発:3、4号機「合格」…規制委の安全審査
2017年02月22日
 原子力規制委員会は22日の定例会で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県、ともに出力118万キロワット)が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。事実上の審査合格で、1カ月間の意見公募後に正式決定する。合格は全国で6原発12基。関電が申請した3原発7基全てで、事実上の合格判断が出ることになる。
 関電は大飯3、4号機を今年9月までに再稼働させる計画を規制委に示している。しかし再稼働には設備の詳細設計など二つの認可や使用前検査のほか、福井県などの地元同意が必要で、再稼働の時期は不透明だ。
【転載ここまで】

毎日新聞
東芝米原発建設で固定価格契約 超過費用丸抱え

東芝:原発事業改革へ 米子会社、破産法も選択肢

東日本大震災6年:汚染水、果てなき闘い…福島第1原発

玄海原発:再稼働に「同意」 地元初判断、町議会特別委

福島第1原発:5号機の格納容器内部を公開…炉心溶融免れ