青森で反原発集会 市民団体「原子力政策転換を」

中日新聞
青森で反原発集会 市民団体「原子力政策転換を」 (4月8日 20:14)
 核燃料サイクル政策や原発に反対する各地の市民団体が8日、青森市青森駅前で集会を開いた。主催者発表で約千人が集まり、青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場の稼働中止など原子力政策の抜本的見直しを求めた。 「原子力発電に反対する福井県民会議」の宮下正一事務局長は、高速増殖原型炉もんじゅ廃炉を政府が決めたことに触れ「もんじゅが暴走する危険はなくなったが、プルトニウムやナトリウムが施設に残っており、まだ安心できない」と話した。 その後、参加者は市中心部をデモ行進し「危険な再処理やめろ」「子どもたちを放射能から守れ」とシュプレヒコールを上げた。(共同)
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毎日新聞
熊本地震:その後13万回発生 九州1年間、前年比22倍
2017年04月09日
 震度7を2回記録するなど大きな被害が出た昨年4月の熊本地震の発生から今年3月末までの約1年間に、同地震の活動域を中心に九州で、揺れを感じないものも含めた地震が約13万回発生していたことが、気象庁気象研究所茨城県つくば市)の調べで分かった。大部分は余震で、熊本地震発生前の1年間(2015年4月〜16年3月)に九州で起きた約6000回の約22倍。15年に全国で起きた約12万回も上回った。
 熊本地震震源となった布田川(ふたがわ)断層帯と日奈久(ひなぐ)断層帯に沿う形で発生していたほか、本震で誘発された地震があった大分県の別府−万年山(はねやま)断層帯付近にも広がっていた。特に、昨年4月14日の前震直後から5月末までの約1カ月半で約7万回を記録した。
 大きな被害が出た他の内陸型地震よりもかなり多く、遠田晋次(とおだ・しんじ)・東北大教授(地震地質学)は「九州には分かっている活断層のほか、隠れた小さな活断層もたくさんあると考えられる。それが地震の多さにつながっているのではないか」と話している。
 同研究所地震津波研究部の溜渕功史(たまりぶち・こうじ)研究官によると、同研究所が昨年4月に導入した自動処理手法で回数をまとめた。
 従来は職員が手動で解析していたが、地震が多発している状況でも震源などが決定できるようになった。【飯田和樹】
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熊本地震で記録された揺れがどのくらいだったかというと…
防災科学技術研究所茨城県つくば市)によると、地震の瞬間的な揺れの大きさを示す最大加速度が1580ガルを記録していた。重力の加速度980ガルを大きく上回る。》

熊本地震マグニチュードは7.3。
伊方ではマグニチュード8クラスの地震が起きる可能性がある。一方、耐震基準は650ガル。
これでも、原発の新規制基準に合理性があるなど、どうして言えるだろう。