辺野古シュワブゲート前ひき逃げ 18歳の少年を逮捕 容疑を否認

沖縄タイムス
辺野古シュワブゲート前ひき逃げ 18歳の少年を逮捕 容疑を否認
2017年8月25日 08:52
 沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート付近であったひき逃げ事件で、名護署は25日午前0時25分、那覇市の会社員の少年(18)を過失運転致傷と道交法違反(救護措置義務違反、事故不申告)の疑いで逮捕した。少年は24日午前6時ごろ、メインゲート前付近の国道329号で軽自動車を運転中、新基地建設に反対する抗議活動に訪れ、歩道の縁石に座っていた男女2人をひいて重軽傷を負わせ、現場から逃走した疑いがある。
 同署によると、少年は「縁石にぶつかったことは間違いないが、出勤時間に間に合わないと思い、何にぶつかったかはよく確認せずに去った」と、容疑を否認しているという。
 同署は24日夕方までに防犯カメラなどから逃走車両を特定し、事件当時に車を運転していた少年を割り出して任意で事情を聞いていた。
 被害にあった沖縄市の女性(83)は左すねの骨を折るなどの重傷、大阪府の男性(69)は左膝に切り傷を負った。
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