女川原発:2号機にひび1130カ所 規制委、調査へ

東北電力は、去年の暮れに、こう言っていた。
河北新報
女川原発>2号機再稼働 18年以降か
2016年12月28日 水曜日
 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準適合性審査は会合が86回を数え、後半に差し掛かるが、終了時期は見通せない。東北電は2016年9月、審査長期化を理由に2号機の安全対策工事の完工時期が当初予定の17年4月からずれ込むと表明。「17年4月以降」の再稼働目標の見直しも進める。仮に17年中に合格しても地元合意などの手続きがあり、再稼働する場合も18年以降となる公算が大きい。
 地震津波分野と設備分野で並行して進む審査。地震津波分野は、東日本大震災を受けて見直す基準地震動(最大想定の揺れ)の決定に向けて必要な地震想定の議論を終了した。
【転載ここまで】

今回、東北電力は規制委に、こんな報告をした。
毎日新聞
女川原発:2号機にひび1130カ所 規制委、調査へ
2017年01月17日
 東北電力は17日の原子力規制委員会の安全審査会合で、審査中の女川原発2号機(宮城県)の原子炉建屋の壁(鉄筋コンクリート製)1137カ所に、ひびやはがれがあることを明らかにした。東日本大震災やその余震などが原因とみられる。東北電は「安全上の影響はないが補修や補強をする」と説明。規制委は現地調査する。
 東北電によると、目視点検により、ひびは1130カ所、はがれは7カ所で見つかった。ひびは全て幅1ミリ未満だが深さは測っておらず、貫通している可能性もある。はがれの総面積は約0.03平方メートルだった。放射線量が高い場所などは点検しておらず、損傷箇所はもっと多いとみられる。会合では、材料に砂岩を使っている女川原発のコンクリートはひびが入りやすいことが問題視された。
 また、コンクリートの強度は、最悪の建屋上部のケースで建設時の3割しかないことも分かった。ただ、地震では鉄筋も建屋を支えるため、全体の強度はそれほど下がっていないという。【酒造唯】
【転載終了】

「へ〜、スカスカ、ヒビだらけのコンクリートでも、建物の強度がたもてるのか〜。」(棒)
絶対、読む人間をバカにしてるだろ!