福島2号機:650シーベルト観測 除去作業を中断

フランスの原発で爆発事故のニュース。
換気装置が爆発?5人が軽い中毒?何があったか、この記事ではわからない。
毎日新聞
フランス:原発で爆発 地元紙報道、5人が軽い中毒
2017年02月09日
 【パリ賀有勇】フランス北西部にあるフラマンビル原子力発電所の敷地内で9日、爆発があり5人が軽傷を負った。放射性物質の漏えいはないという。地元メディアが地元当局者の話として伝えた。
 地元紙ウエスト・フランスによると、9日午前10時ごろ、フラマンビル原発1号機の機械室で爆発があり、5人が火災による軽い中毒症状を訴えているという。爆発の原因は不明だが、地元当局は「事故は原子炉本体とは関係がない」としている。1号機の運転は停止された。
毎日新聞
福島2号機:650シーベルト観測 除去作業を中断
2017年02月09日
 東京電力は9日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器の内部調査に向け、自走式の「掃除ロボット」による堆積(たいせき)物の除去作業を再開した。搭載したカメラ画像を分析した結果、格納容器内の空間線量は毎時650シーベルト(推定)だったと発表した。先月に観測した毎時530シーベルト(同)を上回り、過去最高を更新した。
 東電は同日午前、格納容器の貫通部から、圧力容器真下につながるレール(長さ7.2メートル)上の堆積物を除去するため、掃除ロボを投入。貫通部から約3メートル地点の画像を解析したところ、毎時650シーベルトが観測された。
 作業では、堆積物のある約5メートルの範囲のうち、手前約1メートルは高圧水を噴射して除去できたが、それより奥側ではこびりつきが激しく取り除けなかった。焼け焦げたケーブルのカバーなどとみられ、厚さ1センチ程度ある。
 作業開始から約2時間後、カメラ映像が暗くなったため作業を中断した。カメラは積算1000シーベルトまで放射線に耐えられる設計で、強い放射線が影響したとみられる。東電は月内にも「サソリ型ロボット」を投入する計画だったが、堆積物が走行の支障になる恐れがあり、東電は投入計画実施の可否も含め判断する。【柳楽未来】
【転載終了】
累積1000シーベルトの耐久性があるロボットも、毎時650シーベルトの中では2時間足らずでお釈迦。
このロボットも、技術的にはすごいもので、開発費も億単位だろう。それが2時間で…。調査計画見直し、というのも当然。溶融デプリの取り出しなど無理だ。