福島第1原発:1号機の格納容器内で毎時1.5シーベルト

水中で1.5シーベルト?どれだけ高濃度の汚染水なのか?
毎日新聞
福島第1原発:1号機の格納容器内で毎時1.5シーベルト
2017年03月19日

 東京電力は19日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内にロボットを投入した結果、容器底部の汚染水中で毎時1.5シーベルト放射線量を観測したと発表した。これまでに建屋内で採取された汚染水の線量より10倍以上高く、東電は溶け落ちた核燃料(溶融燃料)との関連を調べている。21日まで調査し、溶融燃料の初確認を目指す。
 東電は18日に、走行用ベルトで動く「ワカサギ釣り型ロボット」を投入。格子状の作業用足場の隙間(すきま)からカメラや線量計がついたワイヤを垂らして、容器底部から約1メートル上の水中の様子を調べた。
 公開された写真には、さび付いたバルブや配管などが写っていたが、溶融燃料を確認できたかどうかについて、東電は「現時点では判断できない」としている。1号機では、大半の溶融燃料が容器底部の水中にあるとみられている。【柳楽未来】
【転載終了】

水中で1.5シーベルト?どれだけ高濃度の汚染水なのか?
毎日新聞
福島第1原発:1号機の格納容器内で毎時1.5シーベルト
2017年03月19日

 東京電力は19日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内にロボットを投入した結果、容器底部の汚染水中で毎時1.5シーベルト放射線量を観測したと発表した。これまでに建屋内で採取された汚染水の線量より10倍以上高く、東電は溶け落ちた核燃料(溶融燃料)との関連を調べている。21日まで調査し、溶融燃料の初確認を目指す。
 東電は18日に、走行用ベルトで動く「ワカサギ釣り型ロボット」を投入。格子状の作業用足場の隙間(すきま)からカメラや線量計がついたワイヤを垂らして、容器底部から約1メートル上の水中の様子を調べた。
 公開された写真には、さび付いたバルブや配管などが写っていたが、溶融燃料を確認できたかどうかについて、東電は「現時点では判断できない」としている。1号機では、大半の溶融燃料が容器底部の水中にあるとみられている。【柳楽未来】
【転載終了】

1号機の核燃料は、ほぼ全量が溶け落ちている。
共同通信
炉内燃料、ほぼ全量溶融 福島第1原発1号機
2015年03月19日
 東京電力は19日、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を利用して福島第1原発1号機を調査した結果、原子炉内の核燃料がほとんど溶け落ちていることを確認したと発表した。燃料溶融を調査により確認したのは初めて。
 東電は1号機について、事故時のデータ解析などから、ほとんどの燃料が溶融して格納容器に落下したとみており、今回の調査結果はこれを裏付ける内容。
 東電は、廃炉工程で最難関となる溶けた燃料(デブリ)の取り出しに向け、具体的な取り出し手法の検討に活用する。
【転載終了】