山林火災のモニタリング終了へ。「これだけに時間割けぬ」と福島県が

福島県健康調査、小児甲状腺がんの確定・疑い患者数は、経過観察後にがんと診断された患者数を含まないものだった。その中には事故当時4歳だった子供も含まれ、放射線影響を否定する論拠の一つが怪しくなることを、隠蔽しているのではないか、と疑わせるものだった。

【OurPlanet-TV】
「184人以外にも未公表の甲状腺がん〜事故当時4歳も」 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2108

「未公表の4歳児へ給付〜甲状腺がん子ども基金
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2111

福島県は、放射線被曝、健康影響に関わるデータを、ごまかし、過小評価し、隠蔽しようとする。小児甲状腺がん患者のデータを、隠す事なく公表すべきだ。
12日間続いた山林火災。この大気中の放射線量についてのデータ収集も、中止しようとしている。

【民の声新聞】
【74カ月目の浪江町はいま】
山林火災のモニタリング終了へ。「これだけに時間割けぬ」と福島県が今週中にも決定。「負の情報発信避けたい」の思惑も影響か
2017/05/16 06:31
福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日に発生した「十万山」の山林火災で、福島県が「大気浮遊じん」などの測定終了に向けて検討を始めた。早ければ今週中にも関連部局が終了時期を提案し、内堀雅雄知事の判断を仰ぐ。県放射線監視室幹部は「数値を注視していく」と話すが、一方で「こればかりに時間を割く事は出来ない」とモニタリング終了が視野に入っている事を認める。放射性物質の二次拡散が懸念される中、モニタリングデータの蓄積は不可欠な仕事。終了を急ぐ背景には「いつまでも“負の情報”を発信したくない」との思惑も見え隠れし、福島県の姿勢には批判が高まりそうだ。
双葉町で過去最大値】
 「モニタリングの結果を注視していく」と「いつまでも続けるわけにはいかない」。この矛盾する方針の“落としどころ”をどうするか。「山林火災による放射性物質の二次拡散懸念」という“難題”を早く終わらせるべく、福島県庁が動き始めた。
【転載ここまで】

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