辺野古訴訟、沖縄県の敗訴確定 翁長知事は別の権限行使検討

沖縄タイムス
辺野古訴訟、沖縄県の敗訴確定 翁長知事は別の権限行使検討
2016年12月20日 15:02
 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相沖縄県翁長雄志県知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」の上告審で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は20日、沖縄県側の上告受理申し立てを棄却する判決を言い渡した。翁長雄志知事の辺野古埋め立て承認取り消し処分を違法とした一審福岡高裁那覇支部判決を支持する内容で、県側の敗訴が確定した。
【引用ここまで】

共同通信】は、「辺野古移設工事は年内にも再開と政府筋 」と伝えるが、

《【沖縄タイムス】『翁長知事、敗訴確定に「深く失望」 「あらゆる手法で辺野古阻止」』『辺野古訴訟、沖縄県の敗訴確定 翁長知事は別の権限行使検討』2016年12月20日 》という。

判決については、【沖縄タイムス】で【木村草太の憲法の新手】(46)が、『辺野古訴訟の最高裁判断 憲法反するあしき前例』と書いているように、裁判所が憲法違反を追認する内容だった。
オスプレイ墜落で飛行停止を求める県民の声を、全く無視し、【朝日新聞】『首相、月末にハワイ訪問…オスプレイ再開、政府日程考慮』という米軍を最優先する日本政府に憤る県民の抵抗は、やむことはない。

今日、もんじゅの廃止が決定。
毎日新聞もんじゅ廃炉 政府、午後に決定 福井知事「容認せず」
2016年12月21日
『 政府は21日、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、国と同県が意見交換する「もんじゅ関連協議会」を開いた。政府側が、今後の廃炉作業を担う原子力機構への指導・監督を強め、安全確保に努めることを公約したのに対し、福井県の西川一誠知事は「今後も地元と十分な協議を行ってほしい」と求めた。西川知事は協議会終了後、記者団に「廃炉を容認していない」と強調したが、政府は同日午後、原子力関係閣僚会議を開き、もんじゅ廃炉を正式決定する方針だ。』(引用ここまで)
福井県には、もんじゅが必要だ』というなら、福井県の金と責任で行えばいい。近隣府県の説得や地元説明も、西川知事がやればいい。
過酷事故が起きた時の対策費用や賠償も、福井県が責任を持つのか?
毎日新聞被爆2世:初の集団提訴へ 国に慰謝料求め
 帰還困難区域:除染に国費300億円投入…来年度予算計上