もんじゅ廃炉決定:稼働250日1兆円 核燃サイクル維持

もんじゅの建設時から、原発に反対してきた身としては、ここまで延命させたことが、口惜しくてならない。
毎日新聞
http://fp.mainichi.jp/news.html?c=mai&id=20161222k0000m040071000c&t=full
もんじゅ廃炉決定:稼働250日1兆円 核燃サイクル維持
2016年12月21日
 政府は21日、原子力関係閣僚会議を開き、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を廃炉にすることを正式決定した。もんじゅ核燃料サイクル政策の要の施設として1兆円超の国費がつぎこまれたが、1994年の初臨界以来わずか250日の稼働実績しか残せないまま役割を終える。一方、政府は核燃サイクル政策を続ける方針を変えておらず、閣僚会議は高速炉の実証炉の開発の工程表を2018年をめどにまとめることも決めた。
【引用ここまで】
22日毎日新聞によると、もんじゅの決算として、建設から現在まで、1兆1703円がかかり、運転日数はわずか250日、廃炉には30年かかり、廃炉費用は3750億円と言われているが、実際はやってみなければわからない。

※【毎日新聞
ふげん:検査記録、手順経ずに改ざん…規制委が調査指示
http://fp.mainichi.jp/news.html?c=mai&id=20161222k0000m040108000c&t=full
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http://fp.mainichi.jp/news.html?c=mai&id=20161222k0000m040102000c&t=full
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http://fp.mainichi.jp/news.html?c=mai&id=20161222k0000m040086000c

こういう状態でも、政府は核燃料サイクルを維持し、高速炉の実証炉を建設するとしている。