岩国基地:山陰・四国沖に新空域 艦載機で訓練可能

四国沖では、昨年12月にF‐18の墜落事故が、沖縄ではオスプレイの墜落事故が起きたばかり。
安倍政権は、どこまでアメリカ・ファーストなのか?
毎日新聞
岩国基地:山陰・四国沖に新空域 艦載機で訓練可能
2017年01月01日

 米軍再編の一環で厚木基地(神奈川県)の空母艦載機部隊が2017年にも米海兵隊岩国基地山口県岩国市)へ移転する計画を受け、国が山陰沖と四国沖に新たな訓練空域を設定し、運用を開始したことが分かった。新空域での訓練はまだ始まっていないが、既に米軍属の担当調整官が国土交通省航空交通管理センター(福岡市東区)に配置され、米軍の要請で訓練実施が可能な状態だ。
 国交省航空局によると、新たに設定されたのは「岩国臨時留保空域」(ITRA)。再編のロードマップ(06年)で日米両政府が合意した移転条件の一つで、16年11月10日から運用が始まっている。ITRAは、米軍が飛行訓練開始の24時間前までに日本の空域管理を担う航空交通管理センターに申請し、承認を受けて使用する。(中略)
 四国沖のITRAの一部と重なる既存の米軍訓練空域では12月初旬、岩国基地所属のFA18戦闘攻撃機が墜落する事故があったばかり。国は艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先として馬毛島(鹿児島県西之表市)の買収を目指しており、艦載機移転に向けた準備が着々と進んでいる状況で、「岩国爆音訴訟」原告団長の津田利明さん(70)は「岩国基地では今も違法な騒音状態が続いているのに、対策もせずに移転させるのは許せない」と反発している。【門田陽介、大山典男】
【引用ここまで】


高知新聞
2016.12.11 08:30
高知沖の米軍機墜落は「L空域」か 頻繁に訓練、2年で518日

https://www.kochinews.co.jp/article/67589/