浪江・十万山の山火事・5日目...鎮火せず ヘリ13機で消火も

どのマスコミも福島県浪江町、帰還困難区域での山火事を、取り上げない。また、扱っても、放射性物質の飛散をデマと決めつける。
だが、5日も続く山火事は明らかに異常事態。火事で飛散する放射性物質が、避難指示解除で帰還しようとする住民の健康に本当に、影響がないのか、確証はないだろう。
福島民友ニュース】
浪江・十万山の山火事・5日目...鎮火せず ヘリ13機で消火も
08:35 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となっている浪江町井手の十万山で4月29日に発生した山林火災で、県や陸上自衛隊、双葉地方消防本部は3日、上空と地上から消火活動を続けたが鎮火せず、午後5時すぎに活動を打ち切った。4日早朝に再開する。県によると、現場周辺の放射線監視装置(モニタリングポスト)や、大気中のちりが含む放射線量の値に大きな変動はなかった。
 同消防本部などによると3日は午前5時ごろから消火活動を開始した。陸自からは一度に7トン放水できる大型ヘリコプター7機と別のヘリ3機が出動。栃木、群馬、埼玉各県の消防防災ヘリと計13機で消火に当たった。陸自と派遣要請を受けた県内各消防本部でつくる地上部隊が約550人態勢で消火活動を展開した。
 延焼範囲は同山の西側から南側にかけて拡大しているとみられる。同消防本部などは4日に上空からの消火剤散布を検討しているほか、地上部隊のホースを延長するなどして引き続き消火に当たる。
 本県の消防防災ヘリは点検のため運航しなかった。県によると4日早朝から消火作業に復帰する。
【転載終了】

【民の声新聞】
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-153.html
【74カ月目の浪江町はいま】改めて考える消防隊員の被曝リスク。「5000時間滞在しないと10mSvに達しないから大丈夫」か?〜帰還困難区域の山林火災
2017/05/04 07:52

福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日に発生した「十万山」(標高448.4メートル)の山林火災は、放射性物質の二次拡散だけでなく、消火活動にあたる消防隊員の被曝防護という問題を改めて浮き彫りにしている。消防庁のマニュアルでは、隊員の外部被曝限度量は10mSv。現場の消防本部も「空間線量はマニュアルの値よりはるかに低い」との認識だが、消火のためとはいえ一般公衆の被曝限度の10倍…
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