原発避難区域の山林火災鎮圧 福島、発生から8日目

福島民友ニュース】
2017年5月6日 21時26分
原発避難区域の山林火災鎮圧 福島、発生から8日目

 原発事故で帰還困難区域になっている浪江町井手の十万山で4月29日に発生した山林火災は8日目の6日、火の勢いが収まり、現地対策本部長の馬場有浪江町長が、火災を鎮圧したと発表した。県や陸上自衛隊、双葉消防本部などは、鎮火に向け7日早朝から火がくすぶっている場所がないか確認するなど消火活動を続ける。焼失面積は推定で約50ヘクタールを超えるとみられる。
 6日夕、馬場町長と双葉町の伊沢史朗町長、双葉消防本部の大和田仁消防長がヘリで現場上空を視察。火や白煙が上空から確認できず、赤外線カメラからも熱源が見つからなかったため、鎮圧状態と判断した。
 火災が8日間にわたり続いたことについて、同消防本部などは風の強い日が続いたことや、火災現場が厚い腐葉土に覆われ、火種が地中深くでくすぶったことなどが要因としている。
 6日は陸自のヘリによる放水のほか、陸自や県内各消防本部などでつくる地上部隊約590人で消火活動を展開した。県によると、火災現場周辺の空間放射線量に大きな変動はなかった。
【転載終了】

ちなみに、このようなサイトがあるので参考に。

【保健福祉職員向け原子力災害後の放射線学習サイト】
https://ndrecovery.niph.go.jp/?record_id=1142&mode=question&qora=1&yans=true
林野火災と放射性物質の飛散
林野火災では放射性物質が飛散する?
解説文
火災による影響があるかないか?
 
火災による放射性物質が飛散するという話と影響がないという話があります。どちらが正しいのだろうか?
空間線量率の変化で放射性物質の再飛散を捉えるのは限界があると思う
モニタリングなどの手間を考えると、どの程度まど検出すべきかも難しい話だと思う
頑張ればごく僅かであっても空気中濃度の増加が検出されるかもしれないけれども、どこまで検出できるかですね…

Q15 山火事によって放射性物質が森林から外に飛散する心配はないですか?
影響を示唆していると考えられる例
浪江町井手地区の林野火災現場周辺の環境放射線モニタリング状況等について(第7報)(逐次情報が更新されていま、含有する放射性セシウムの約3割が空中飛散(農研機構・農環研)
【転載ここまで】

原発推進側のサイトですが…。