発生10日目鎮火できず 浪江の山林火災、消火活動続く

福島民友ニュース】

発生10日目鎮火できず 浪江の山林火災、消火活動続く
2017年05月09日 07時58分
 原発事故で帰還困難区域になっている福島県浪江町井手の十万山で4月29日に発生した山林火災は10日目の8日、鎮圧状態が続いたものの、鎮火には至らなかった。
 県や陸上自衛隊、双葉消防本部などは、9日早朝から消火活動を続ける。

【転載ここまで】

空間線量では、放射性降下物の増減がわからない、ということを、説明しないといけない。
それなのに、『山林火災火災で放射性物質が飛散するのはデマ』という、根拠のない風説が、県やマスコミにより広められている。
原発事故後、『福島県では、鼻血を出す人が増えた』という、多くの人が体験したことを、デマと決めつけ、口封じをして回った御用学者と重なって見える。
福島民友ニュース】
空間線量、大きな変動なし 浪江の山林火災、県が測定値公開
2017年05月09日 09時06分
放射線モニタリングポスト
 浪江町の十万山での火災発生以降、県は現場周辺の放射線量の監視を強化しているが、8日現在、火災前に比べ「大きな変動はない」とみている。県は放射線量の測定結果をウェブサイトで公開している。
 放射線監視装置(モニタリングポスト)による調査では、十万山の山頂から北東に約2.5キロの老人ホーム「やすらぎ荘」(浪江町)と、南東に約3.5キロの石熊公民館(双葉町)、南に約4キロの野上一区地区集会所(大熊町)、東に約4キロの寺松公民館(双葉町)の監視を強化。このうち十万山に最も近い「やすらぎ荘」の空間線量は、火災前と同程度の毎時9マイクロシーベルト前後で推移している。
 また県は1日以降、大気中のちりなどを採取して放射性セシウム濃度を測る機器を、やすらぎ荘と石熊公民館、野上一区地区集会所に設置。1立方メートル当たりのセシウム137は最大1.97ミリベクレルを検出したが、県は「東京電力福島第1原発周辺で過去2年間に検出された数値の範囲内にとどまっている」との見方だ。
 セシウム134は3地点とも検出下限値未満。5日からは十万山に近い3地点に放射線監視装置を新設、数値に大きな変動はないとしている。
 県は監視を継続し、専門家の知見を得た上で火災による影響の有無を判断する【転載ここまで】

エアダストサンプラーの測定でも、稼働時間を短くして、測定値の変動を小さくするゴマカしが可能らしい