水俣病補償訴訟:患者勝訴を見直しか 最高裁が弁論

この、どうしようもないクズ裁判所が、この国を腐らせている。刑事裁判では99.9%の有罪率。行政訴訟では99.9%住民敗訴と言われる。
この国において裁判所は、中立・公正とはとても言えず、国・行政・検察の権力と権威を守るためだけの存在でしかない。
毎日新聞
水俣病補償訴訟:患者勝訴を見直しか 最高裁が弁論
2017年05月18日
 水俣病認定患者が、原因企業チッソから受け取った賠償金に加え、都道府県の補償も受けられるかどうかが争われた訴訟で、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は17日、上告審弁論を7月10日に開くことを決めた。最高裁は通常、2審の結論を変更する際に弁論を開くため、熊本県の不支給決定を取り消した患者側勝訴の福岡高裁判決を見直す可能性がある。
 1、2審判決によると、原告は東大阪市の川上敏行さん(92)。2004年に「水俣病関西訴訟」の最高裁判決で勝訴し、チッソから慰謝料800万円を受け取った。
 川上さんは12年、公害健康被害補償法に基づく障害補償も県に申請したが、県は13年9月、チッソの賠償で損害は補填(ほてん)されているとの理由で支給しない決定をした。
 川上さんはこの決定の取り消しを求めて提訴。15年3月の熊本地裁判決は県の判断を支持して訴えを退けたが、2審の福岡高裁は16年6月、「チッソが弁済しても、損害が全て穴埋めされたとは言えない」として不支給を違法と判断、決定を取り消した。県が上告した。(共同)
【転載終了】
ちなみに裁判長の経歴は、法務省検事の
小貫芳信
最高裁判所判事
小貫芳信(おぬきよしのぶ)
(昭和23年8月26日生)
略歴
昭和48年中央大学大学院修了
昭和48年司法修習生
昭和50年検事任官
その後,東京,札幌,那覇,千葉,福島各地検等に勤務
平成 4年法務省訟務局参事官
平成12年 東京地検公判部長
平成13年法務総合研究所総務企画部長
平成14年最高検検事
平成15年宇都宮地検検事正
平成16年最高検総務部長(心得)
平成17年最高検総務部長
平成17年法務省矯正局長
平成18年最高検検事
平成19年最高検公安部長
平成20年法務総合研究所
平成22年名古屋高検検事長
平成22年東京高検検事長
平成23年退官
平成23年亜細亜大学法学部教授
平成24年 4月11日最高裁判所判事